【バレー五輪予選】新戦力の宮浦が両チーム最多27点 世界ランク2位・米にフルセット惜敗も猛アピール
バレーボール・パリ五輪予選男子東京大会兼W杯最終日 日本2-3米国 ( 2023年10月8日 東京・国立代々木競技場 )
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パリ五輪出場を決めている日本は最終戦で米国と対戦し2―3で敗れ、5勝2敗のB組2位で大会を終えた。日本は先発メンバーを大幅に入れ替えて臨んだが、オポジット宮浦健人(24=パリ・バレー)が両チーム最多の27得点を挙げる大活躍。世界ランク2位の強豪を追い詰め、12人に絞られる五輪メンバー入りに向けアピールに成功した。
背番号4にトスが上がると、場内のボルテージが一気に高まる。宮浦が左腕を振るたびに大歓声が上がる。第3セットはブロックも決めて6得点。第4セットはサービスエース2本を含む7得点。サービスエース計4本を叩き込み、両チーム最多の27得点を稼いだ。
接戦の末に勝利を逃しただけに「パフォーマンス自体は悪くなかった。ただ勝負どころの1点でミスが出た。そこは改善したい」と反省を口にしたが、アピールには成功した。
熊本出身のレフティーはユース世代から日の丸を背負ってきた。17年のアジアユース選手権で優勝。同年の世界ユース選手権では銅メダルを獲得した。21年日本代表に初選出されると、昨年の世界選手権にも出場した。
身長1メートル90でスパイクの最高到達点は3メートル47。抜群の跳躍力を生かしたパワフルなスパイク、ジャンプサーブが武器。オポジットの控えという立場ながらネーションズリーグでは1番手の西田に劣らない活躍を見せた。
ブラジル戦は24得点で30年ぶりの勝利に貢献。準決勝ポーランド戦と3位決定戦イタリア戦は負傷の西田に代わり先発。3位決定戦は20得点を挙げて銅メダル獲得を支えた。
今大会はスロベニア戦まで6試合でわずか10得点にとどまっていた。しかし米国相手に鬱憤(うっぷん)を晴らす大爆発。五輪でのメダル獲得に不可欠な戦力であることを証明した。
昨季ポーランド・リーグでも途中出場が多かった。そこで学んだ「準備の仕方」を生かし、スーパーサブとして貢献した今季を振り返り「いつ出てもベストのパフォーマンスを出すことを意識した。今後もそれを意識したい」と力を込めた宮浦。パリでも豪快に腕を振る。
◇宮浦 健人(みやうら・けんと)1999年(平11)2月22日生まれ、熊本県出身の24歳。鎮西高から早大を経て21年ジェイテクト加入。22年ポーランド1部スタル・ニサ移籍。今年フランス1部パリ・バレー移籍。21年日本代表初選出。22年世界選手権出場。1メートル90、87キロ。オポジット。
≪23歳エバデダン 登録即先発出場≫23歳のエバデダン・ラリーが存在感を示した。この日、ケガの高橋健太郎に代わって登録されると、いきなり先発。パナソニックでプレーする1メートル95のミドルブロッカーは、ブロックの2得点を含むチーム4位の6得点をマークし、「控えでもこれだけできるというのは、パリでも生きてくる」と手応えを口にした。
≪大塚も猛アピール17得点≫大塚がチーム2位の17点をマークした。第2セットではサービスエース1本を含む6得点で貢献。「パリ五輪は12人しか行けない。今日はサバイバル、ポジション争い。自分ができること全部出してアピールしようと思っていた」と振り返った。代表活動中の紅白戦では控え組が先発組に本気で勝ちにいったことで緊張感が生まれた。「普段練習でやっていることを出し切れる場面もあった」と手応えを語った。
≪20歳甲斐が存在感≫チーム最年少20歳の甲斐が、勝負どころで存在感を見せた。第4セット中盤に鋭く落ちるサービスエースを決め、最終セットも得点を重ねて計4点。2メートルの長身アタッカーは大学生ながら素質を買われて今季代表入り。「自分にとってプラスでしかなかった」と収穫を口にし、五輪への生き残りへ「守備の面はまだまだ。これから伸ばしていく」と話した。
▼ブラン監督 最後まで諦めずに戦えと言った。選手たちは実行してくれた。宮浦は米国相手でも効率よく攻撃ができる選手だ。これからフランスに帰るが、毎週いろんなリーグの(日本人選手の)ビデオを見る。アジア大会でメダルを獲ったチームからもA代表に入る可能性はある。
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