【世界陸上】13位の松田瑞生、出場決断は2日前 10月MGC出場は微妙「監督と相談して」

[ 2023年8月26日 16:54 ]

陸上・世界選手権第8日 ( 2023年8月26日    ハンガリー・ブダペスト )

懸命に駆ける松田瑞生(AP)
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 女子マラソンが英雄広場発着の周回コースで行われ、松田瑞生(28=ダイハツ)が、2時間29分15秒で日本勢最高の13位だった。

 昨年のオレゴン大会は入賞にあと一歩届かない9位。レース後は号泣し「この悔しさを糧に世界の舞台に帰ってきたい」とリベンジを誓っていた舞台だった。

 15キロで一度は集団から遅れかけたが執念でカムバックすると、25キロからは日本勢のトップを駆けた。この日のレース後も涙を浮かべたが、表情は清々しかった。「たくさんの方に支えてもらって、このスタートラインに立つ素晴らしさ、うれしさ、そういうものを感じさせていただきました。たくさんの方に応援いただき、ありがとうございました。また諦めず頑張りたい」と話した。

 詳細は明かさなかったが、今大会に向けて足を故障していた。「1カ月ほど走っていなかった。出場は会見の前に決めた」と出場決断は2日前だったという。

 24年パリ五輪の代表選考会となる10月15日のマラソングランドチャンピオンシップ(東京)については、「監督と相談して準備ができた時に決める」と話すにとどめた。一方で「あと一発かましたい。ベストコンディションに合わせられたところで」と反撃も誓った。

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