バスケ男子W杯 本大会メンバー12人が事実上決定 ホーバス監督が明言「外れたのは須田と金近」

[ 2023年8月14日 16:37 ]

バスケ男子代表のトム・ホーバス監督
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 バスケットボール男子W杯(25日開幕、日本など3カ国共催)を控える日本代表(世界ランク36位)のトム・ホーバス監督(56=米国)が14日に都内で取材に応じ、本大会メンバー12選手を決めたことを明らかにした。最終メンバー登録日は23日。ケガ人などが出れば入れ替わる可能性を残すが「一昨日のアンゴラ戦が終わってから12人になった。メンバーが決まりました。外れたのは須田と金近。サバイバルを終えてベストメンバーを選べた」と説明した。12日のアンゴラとの練習試合後に選手に通達。アンゴラ戦で右腕を負傷した渡辺飛勇(24=琉球)のほか、須田侑太郎(31=名古屋D)、金近廉(20=千葉J)が外れた。

 日本はW杯1次リーグで日本は25日にドイツ(同11位)、27日にフィンランド(同24位)、29日にオーストラリア(同3位)と対戦する。アジア最上位になれば来夏のパリ五輪出場権を得られる重要な戦い。15日にアンゴラ(同41位)、17日にフランス(同5位)、19日にスロベニア(同7位)と有明アリーナで国際強化試合を行い、本番会場の沖縄に乗り込む。

 この日は都内で練習を公開。事実上の本大会メンバーに決まった12人から体調不良の井上宗一郎(24=越谷)を除いた11人に、バックアップ選手のエバンス・ルーク(32=FE名古屋)を加えた12人が汗を流した。大黒柱の渡辺雄太(28=サンズ)は「(メンバーから漏れた)3人の思いもしっかり背負ってプレーしないといけない」と強調。主将の富樫勇樹(30=千葉J)は「最後に残った12人には責任がある。目標は12人に残ることではない。どう世界と戦って、アジア1位になるか」と力を込めた。

 ▼日本代表メンバー

 【ポイントガード】富樫勇樹(千葉J)、河村勇輝(横浜BC)、西田優大(三河)

 【シューティングガード】比江島慎(宇都宮)、馬場雄大、富永啓生(ネブラスカ大)

 【スモールフォワード】渡辺雄太(サンズ)、原修太(千葉J)、吉井裕鷹(A東京)

 【パワーフォワード】井上宗一郎(越谷)

 【センター】ホーキンソン・ジョシュ(SR渋谷)、川真田紘也(滋賀)

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