サーフィンWG代表に五十嵐カノア、都筑有夢路らを選出

[ 2023年4月27日 21:34 ]

サーフィンジャパンオープン ( 2023年4月27日    宮城県仙台市・仙台新港 )

<サーフィンジャパンオープン>ワールドゲームズの日本代表に選ばれた(左から)稲葉玲王、脇田泰地、前田マヒナ、都筑有夢路、松田詩野と、日本代表の宗像富次郎監督
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 24年パリ五輪予選を兼ねたワールドゲームズ(WG=世界選手権に相当、5月30日開幕、エルサルバドル)の代表選考会として行われ、男子は稲葉玲王(26)が初優勝、女子は東京五輪銅メダルの都筑有夢路(22=木下グループ)が2年連続2回目の優勝を果たした。大会後には今大会の優勝者2人を含むWG代表男女各3人が発表され、男子は東京五輪銀メダルの五十嵐カノア(25=木下グループ)と今大会準優勝の脇田泰地(24)、女子は今大会準優勝で東京五輪代表の前田マヒナ(25)と松田詩野(20)が選ばれた。

 今年のWG代表は日本サーフィン連盟の選考規定により、(1)昨年のワールドサーフリーグ(WSL)ランキング最上位者(2)ジャパンオープン優勝者(3)日本連盟推薦選手と定められていた。男子は(1)で五十嵐が内定し、今大会の出場も免除。(2)は稲葉で決まり、(3)は昨年のWSLランキングで五十嵐に次ぐ日本人2位で、今大会も決勝で稲葉と大接戦を演じた脇田に決まった。

 一方の女子は(1)で内々定を得ていた都筑が優勝したため、(2)がなくなり連盟推薦枠が2人に広がった。前田は五輪代表かつ今大会準優勝で、五輪会場となるフランス領ポリネシアのタヒチ島チョープーのようなビッグウェーブへの適正が認められた。松田は今大会の準決勝で都筑に敗れたが、今大会のパフォーマンスや国際大会の実績などが評価された。

 強化責任者でもある日本代表「波乗りジャパン」の宗像富次郎監督は、「今回のWGではバイネームで代表が決まる。ぜひ出場権を取ってもらいたい」と代表選手たちに期待を寄せた。

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2023年4月27日のニュース