NBA後半戦がスタート 東西1位のセルティクスとナゲッツは白星 ヨキッチは今季22回目のトリプルD

[ 2023年2月24日 11:56 ]

キャバリアーズのアレンをかわしてシュートを放つナゲッツのヨキッチ(AP)
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 NBAのオールスターゲーム明けの後半戦が23日からスタート。西地区全体首位のナゲッツは敵地クリーブランド(オハイオ州)で、東地区全体4位のキャアリアーズを115―109(前半56―57)で振り切って42勝18敗。3シーズン連続のMVPに突き進んでいるセンターのニコラ・ヨキッチ(27)がターンオーバーを7回犯しながらも、24得点、18リバウンド、13アシストをマークし、今季22回目(通算98回目)のトリプルダブルを達成してチームの4連勝に貢献した。

 ヨキッチが個人記録3部門に2ケタの数字を記した試合でナゲッツは今季22戦全勝。ヨキッチの今季成績は24・7得点、11・6リバウンド、10・2アシストで、オスカー・ロバートソン(ロイヤルズ)、ラッセル・ウエストブルック(現クリッパーズ)に続く史上3人目の“年間トリプルダブル”の達成にも近づいている。

 ナゲッツではマイケル・ポーターJR(24)が6本の3点シュートなどでチーム最多の25得点。クリッパーズからトレードで移籍してきたレジー・ジャクソン(32)はこの日が新天地初戦で、18分のプレータイムで7得点を記録している。

 敗れたキャバリアーズは38勝24敗。7連勝のあとは連敗で、ホームでは今季32戦で7敗目を喫した。

 エバン・モーブリー(21)が31得点を稼いだものの、チームの3点シュート成功は26本中6本(成功率23・1%)。ともに22得点のダリアス・ガーランド(23)とドノバン・ミッチェル(26)の先発ガード陣は2人で13本を放って計3本しか決めることができなかった。

 東地区全体1位のセルティクスは敵地インディアナポリス(インディアナ州)でペイサーズを延長の末に142―138(前半68―58、延長17―13)で退けて43勝17敗。球宴でMVPとなったジェイソン・テータム(24)が31得点、12リバウンド、7アシスト、球宴リザーブだったジェイレン・ブラウン(26)が30得点と11リバウンドを挙げてここ7戦で6勝目を飾った。

 ペイサーズは26勝35敗。センターのマイルズ・ターナー(26)が3点シュートを10本中8本決めて自己最多に並ぶ40得点をたたき出し、球宴リザーブ・メンバーだったタイリース・ハリバートン(22)も22得点と14アシストをマークしたが、チームはここ7戦で6敗目を喫した。

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