フジヤマ組　開幕4連勝　冷や汗の逆転　藤沢「厳しい試合も勝てているのはプラス」

接戦を制した“フジヤマ”の藤沢五月（C）JCA　IDE
Photo By 提供写真

　カーリングの混合ダブルス日本選手権第3日は23日、北海道・稚内市みどりスポーツパークで1次リーグが行われ18、19年連覇の藤沢五月（31＝ロコ・ソラーレ）山口剛史（38＝SC軽井沢ク）組が育英館大のペアとの接戦を8―7で制すなど2勝し開幕4連勝を飾った。前回21年優勝の吉田夕梨花（29＝ロコ・ソラーレ）松村雄太（33＝TM軽井沢）組は快勝で開幕3連勝とした。

　“フジヤマ”こと藤沢、山口組は大学生ペアに冷や汗をかかされた。序盤に主導権を握りながら、2度リードを許す展開。6―7からの最終8エンドでは攻めに転じ、執念の2得点で逆転白星を飾った。2戦目に向かう1時間半ほどの間に補食しながら反省会。声かけの部分がすぐに改善され、この日も2連勝で4戦負けなし。藤沢は「厳しい試合がありながら勝てているのはプラス」と話した。