天才ゴルフ少女、11歳の須藤弥勒に北の大地から総額800万円の秘密兵器！

総額800万円のパター4本を貸与された須藤弥勒
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　昨年、史上初めてジュニアメジャー4冠を達成し、天才ゴルフ少女と呼ばれる須藤弥勒（11）に北海道のワールド山内社から1本200万のパター4本が貸与で贈られた。既に同社のパターで4冠のうち2冠を達成、昨年のプロパッティングツアーの日本選手権1日目に首位に立つなど、これまでも相性は抜群だった。

　弥勒は「日本人が作った道具でこれからも成績を残したい。ワールド山内には高額な同社のパターを4本も貸与して頂き、心より感謝しております」と感激した。父の憲一さんは「パターの良し悪しは値段で決まるものではなく、中古の1000円のものでも自分の転がるイメージと合えば最高で実際にそのようなものも何本も使用している」としながらも「飛行機の精密部品を作る会社が一本ずつ独自の綿密な計算のもとで製造し、シャフトとヘッドの組み合わせをライ角から重量など無類の組み合わせができるため転がりの安定感が他のものと異質です」と説明した。

　小祝さくら（24）が同社のパターで2勝。その高額な値段設定で注目を集めたワールド山内だが、父の憲一さんは独自のフェースの削り出し方と各ヘッドの重量バランスの置き方にも着目。「バイオリンでいえばストラディバリウスのような名器で使い手の技術と持ち味を最大限に引き出せる、素晴らしい精密機械です」と全幅の信頼を寄せる。

　新たに強力な武器を手にした弥勒の新シーズンが楽しみだ。