【羽生結弦、語る 北京練習編】4回転半「どうしても達成したい目標」「上に行くために絶対必要」

[ 2022年2月7日 16:29 ]

北京五輪第4日 ( 2022年2月7日 )

<北京五輪・フィギュア>北京入り後、初練習する羽生(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケート男子で94年ぶりの3連覇を狙う羽生結弦(ANA)が、首都体育館に隣接するサブリンクでの公式練習で調整し、取材に応じた。個人戦のショートプログラム(SP)は8日、フリーは10日に行われる。

 【羽生結弦、語る 北京練習編】

 ――初練習を終えて

 「おつかれさまですっ!えっと~、すごく集中してできたなって思っています。もちろん最初の方は、あの~、まあ緊張感もありましたし、え~、氷の感触とのなんか、調整みたいな。自分の中での調整みたいなものはちょっとずつありましたけど、最終的には集中しながら練習できたと思っているので。いい感覚だったとは思っています」

 ――ここまで4Aを突き詰めようとしてきたのか

 「まあ、もちろん、あの~、毎日コンディションは変わっていくと思いますし、あの、まだ、まあここに来て1回目の練習だったということもあって、まだ思い切ってやってないなっていう感じはあるんですけど、少しずつ、ここでも成長できるようにしていければいいと思います」

 ――全日本からここまで力を入れてきたことは

 「まあ、やっぱり、4Aの練習はかなりやってきました。あの、まあ、やっぱり難しいなと思いながらもやっていますけれども。でも、やっぱりどうしても達成したい目標でもありますし。あとは、まあ自分自身が、このオリンピックで上に行くためには絶対に必要だと思っているので。頑張ります」

 ――3度目の五輪、今までとの違いは

 「そうですね。なんか今までのオリンピックは自分が、う~んと、練習してきたこととか、まあ、なんだろ、今までしっかり降りてきたものとか、そういうものをなんか出し切れば勝てるみたいな感覚でやってましたけど、今回はまだ成長しなくてはいけないところがある状態での試合なので。ある意味、全日本でもそうでしたけど、やっぱりオリンピックっていう舞台での緊張感は特別だなって思いながらやってます」

 ――4Aは成功したのか

 「んっと~、まだ成功してないです。とりあえず、でも、こっち来て感触としては、かなり浮きもいいですし、回転のかけ方もわりとやりやすいなあって思いながら今日やってたので。まずは、回転しきりたいです」

 ――団体戦の刺激は

 「ああ、うーんと、刺激というよりも、リンク凄く良さそうだなあと思ってちょっと安心してました」

 ――SPに向けて

 「SP?ふふふ。ショートは、そうですね、あの、もちろん自分自身の中でも冷静に考えて、4A4Aということは凄い考えてしまうは、しまうんですけど。あの、ショートはショートなので。ショートにも凄く愛情を持って、あの、うーん…、まずショートに向けてできることを1つずつ積み重ねたいなと思います」

 ――(英語で)オーサーがリンクサイドに立たない

 「あー、えっと日本語で答えます。えっとー、ブライアンコーチにも、ジスランコーチにも、トレーシーコーチにも、あの、凄くちゃんと見てもらってます。凄く、あの、彼自身が僕のルーティンを今回、大切にしてくれたっていう形です」
 

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