稀勢、十両・明生と3番稽古 9番全勝も「まだまだこれから」

[ 2018年4月14日 05:30 ]

稀勢の里(左)に川崎銘菓を贈呈し、「ミキティー!」と叫ぶ庄司智春
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 12日から春巡業に合流した横綱・稀勢の里(31=田子ノ浦部屋)は13日、神奈川県川崎市での興行で、十両・明生(22=立浪部屋)と三番稽古を行った。「一番いい稽古をしていたから」と横綱から指名し、9番取って全勝。前日は佐田の海に右四つに持ち込まれて土俵を割る場面があったが「しっかり形にこだわってやった。昨日の反省も生かして」と相手に右を差させず、得意の左四つから寄り、すくい投げなどを繰り出した。

 2日連続で土俵に上がったが「まだまだ、これからだと思う。明日に向けて、しっかり反省。その繰り返し」と満足できていない部分も多い。今後は番数も増やしたい意向だが、それよりも「形にこだわっていきたい」と左四つにこだわった稽古を続ける考えを示した。

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2018年4月14日のニュース