葭葉、ノーボギーで完璧首位発進「そろそろ欲しいですね」

[ 2018年4月14日 05:30 ]

女子ゴルフツアー   KKT杯バンテリン・レディース第1日 ( 2018年4月13日    熊本県菊陽町 熊本空港カントリークラブ=6428ヤード、パー72 )

1番、ティーショットを放つ葭葉ルミ
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 葭葉(よしば)ルミ(25=富士住建)が3バーディー、ノーボギーの69をマーク。参加選手唯一の60台で首位に立った。1打差の2位は小楠梨紗(26=フリー)、永峰咲希(22=ニトリ)。地元・熊本出身の一ノ瀬優希(29=ミロク情報サービス)、2週連続優勝を狙う鈴木愛(23=セールスフォース)ら10人が1アンダー、4位に並んだ。また小祝さくら(19=ニトリ)、土田沙弥香(23=加賀電子)がホールインワンを達成した。

 昨年7月の全米女子オープンでドライバーの4日間平均飛距離「256・59ヤード」をマークして“全米一”に輝いた葭葉がトップ発進した。

 「グリーンが硬く止まりにくいけど私は短いクラブだから気にならない。今日はアイアンが良かった」。グリーンを直接狙うと奥のラフまでオーバーさせてしまう選手が続出。だがグリーン近くから打てる強みを生かした葭葉が、パーオンを逃したのは3ホールだけ。参加選手で唯一、ノーボギーだった。

 前週のスタジオアリスは最終日にドライバーが左右にぶれた。優勝した鈴木に4打差の2位に終わったが「愛さんはどんなときでもリズムが乱れない」と貴重なヒントを得た。この日は「いつも通りのリズムで振り切ることを心掛けた」と球筋も安定した。

 16年7月のニッポンハム・レディースでツアー初優勝も昨年は未勝利。「優勝争いをしていけばそのうち勝てると思う。でも内心はそろそろ欲しいですね」。2週連続Vを狙う鈴木をまずは2打リード。リベンジに向けて絶好のスタートを切った。

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2018年4月14日のニュース