松山英樹 楽天戦で始球式「マスターズよりも緊張」練習し過ぎで肘に痛みも

[ 2018年4月14日 15:33 ]

<楽・西>始球式を行う松山英樹
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 プロゴルファーの松山英樹(26=LEXUS)が、楽天―西武戦(楽天生命パーク宮城)の始球式に登板した。東日本大震災後初の本拠地主催試合だった11年4月29日のオリックス戦以来、7年ぶり2度目のマウンド。右腕から115キロの速球を繰り出した。「マスターズよりも緊張した。投げ方が分からなくなった。でも、お客さんが沸いてくれて、うれしかった」と振り返った。

 背負ったのは親交のあった故星野仙一元監督(享年70)の背番号「77」。「恥ずかしい球は投げられない」と2日前から1日約50球ずつ投球練習をした。しかし、それが裏目に出て、肘に痛みを抱えての投球はワンバウンドして低めに外れた。「ストライクを投げたかった。球速も120キロが目標だった。かなり不満」。本番前には楽天・則本から直接指導を受けたが、生かし切れなかった。

 この試合は「がんばろう東北デー」として開催された。東北福祉大時代4年間を宮城で過ごした松山は「震災直後にマスターズに出場した。あの時、東北の方のメッセージがなければ、今の自分はない。復興のために出来ることをしたい」と話した。

 マスターズが行われた米国から帰国したばかり。今後については「まだ決まっていない」と話すにとどめた。

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2018年4月14日のニュース