貴乃花親方、初場所後の理事選出馬は「可能」　八角理事長が説明

高野危機管理委員会委員長が会見で理事会の内容を説明する横で厳しい表情の八角理事長
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　日本相撲協会の臨時理事会が２８日に両国国技館であり、貴乃花親方（４５＝元横綱）の理事解任が事実上、決まった。理事から役員待遇委員へ２階級降格の処分を求め、１月４日に臨時評議員会を開催するように要請する。理事解任後、貴乃花親方は理事会での議決権がなくなる。

　八角理事長（元横綱・北勝海）は補足事項として、解任が評議員会で認められても、初場所後に行われる理事候補選挙に貴乃花親方が出馬することは「可能」と説明した。

　巡業部長の貴乃花親方は、秋巡業中に起こった元日馬富士による暴行事件の報告を怠ったとされ、危機管理委員会による貴ノ岩への聴取要請を何度も拒否したことが問題視されていた。