村元&リード組2位でアイスダンス平昌五輪出場枠獲得 団体戦もほぼ確実に

[ 2017年9月30日 19:28 ]

アイスダンスで2位となった村元、リード組(AP)
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 フィギュアスケートの平昌五輪最終予選を兼ねたネーベルホルン杯が30日、ドイツ・オーベルストドルフで行われ、アイスダンスのフリーでは、SP2位の村元哉中(24)、クリス・リード(28)組(木下ク)が自己ベストを大きく更新する96・63点、合計でも自己ベストの159・30点をマークし2位に入り、同種目の平昌五輪出場枠を獲得した。

 村元、リード組は今季でコンビを組んで3シーズン目。「坂本龍一メドレー」に乗り、冒頭のツイズルでレベル4をマークするなど最後までスピードも落ちない演技を披露。これまでの自己ベストを4点近く上回った。

 これにより、平昌五輪では男子シングル、女子シングルに続き3つめの種目の出場枠を確保。2大会連続の団体出場をぼぼ確実にした。今大会ではアイスダンスで五輪出場枠残り6枠、ペアで残り5枠を争っていたが、、ペアの須藤澄玲(19=神奈川ク)、フランシス・ブードロオデ(23=カナダ)組は11位となり、残り5の出場枠争いで6番手に終わっていた。出場枠を逃したペアについては団体のみに1組を派遣できる見通し。五輪代表は12月の全日本選手権で決定する。

 アイスダンスの優勝はSP1位のペニー・クームズ、ニコラス・バックランド組(英国)で、フリーも1位の105・34点、合計177・13点をマークした。

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