陸連・伊東強化委員長総括「ゴールドターゲット」は成果出した

[ 2017年8月15日 05:30 ]

日本陸連の伊東浩司強化委員長
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 日本陸連の伊東浩司強化委員長は世界選手権の総括を行い、男子短距離と競歩でメダル3、入賞2を記録した日本勢の成績について「競歩とリレーはカテゴリーに見合った成果を出した」と評価した。男子400メートルリレーが銅、男子50キロ競歩で荒井が銀、小林が銅を手にした。両種目は昨年11月に金メダルを狙う「ゴールドターゲット」種目に選び、強化している。

 増野が準決勝に進んだ男子110メートル障害は、3人の代表を送り込み「少しずつ形が見えてきた」。女子100メートル障害は木村が種目初の予選通過。スプリント障害が活況だった。

 一方で「メダルターゲット」の男子400メートル障害、男子棒高跳びは低調。前者は安部のみ準決勝に進み、後者は予選で全滅した。期待された女子マラソンも低調で「課題が浮き彫りになった」と述べた。

 今大会、メダルや入賞の数値目標は掲げなかったが、2年前の前回大会の「メダル1、入賞2」、昨年のリオデジャネイロ五輪の「メダル2、入賞2」を上回った。

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2017年8月15日のニュース