あなたも東京五輪代表になれる?至学館大がレスリング重量級女子を公募

[ 2017年8月15日 13:54 ]

世界選手権代表の至学館勢が練習を公開。(左から)向田真優、奥野春菜、坂上嘉津季、栄和人監督、川井梨紗子、川井友香子、土性沙羅
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 目指せ、東京五輪!吉田沙保里や伊調馨を輩出した至学館大レスリング部が15日、女子最重量級で2020年東京五輪出場を目指す強化支援選手を一般から募集することを発表した。

 リオ五輪では6階級中5階級でメダルを獲得した女子日本代表だが、最重量級の75キロ級だけはメダルを逃した。隆盛を誇る日本女子だが、浜口京子に続くような大型選手の育成は大きなテーマだ。至学館大の谷岡郁子学長は「このままでは地元の五輪で代表を出すことができないかもしれない」と危機感を募らせ、栄和人監督は「重量級は腕力、体力、練習の内容によっては3年間で間に合う。力をつけていけば荒々しい技でも通用する」と語った。副学長として審査委員を務める吉田沙保里も「面白い試みだと思う。どれだけの人が応募してくれるか不安はあるが、東京五輪に出たいという人がいたらぜひ参加してほしい」と呼びかけた。

 学生から社会人、フリーターまで、レスリング経験の有無にかかわらず誰でも応募でき、書類選考、実技試験、面接を経て合格者が決まる。

 詳細は以下の通り。

【応募資格】(1)性別:女性(2)年齢:満16〜25歳(3)体重58キロ以上(4)スポーツ経験者(種目不問)(5)五輪に出場したいという強い意志と熱意のある者(6)毎日練習に参加できる者(原則週6日、朝夕の練習に参加)

【問い合わせ】至学館大経営管理局 学務課スポーツ振興部門セレクション担当

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2017年8月15日のニュース