沙保里「5回目も出てヤワラちゃんに挑戦」37歳東京意欲!?

[ 2017年7月25日 05:30 ]

新CM発表会で大森南朋とウエディング姿で登場した吉田沙保里
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 レスリング女子で休養を続けている吉田沙保里(34=至学館大職)が24日、「明治プロビオヨーグルトR―1」の新CM発表会に出席し、ちょうど3年後に開幕する2020年東京五輪挑戦に意欲をのぞかせた。ウエディングドレス姿で登場した吉田は、去就についての明言を避けたが、柔道女子で五輪5大会に連続出場してメダル5つを獲得し、「ヤワラちゃん」の愛称で親しまれた谷亮子さんを引き合いに出し「できるなら5回目も出て、ヤワラちゃんの記録にも挑戦したい」と語った。

 吉田は五輪4連覇を狙った昨夏のリオデジャネイロ五輪で銀メダルに終わった。東京五輪については大会直後に「できれば目指したいけどゆっくり考えたい」と態度を保留。その後は大会に出場していない。

 現在は女子の日本代表コーチを兼任しており、後輩のスパーリング相手を務めることもあるといい「楽しみながらやれている」と笑顔を見せた。

 悔し涙を流したリオ五輪から1年近くが経過。最近は東京五輪の話題が増えている。37歳で2020年を迎える吉田は「(テレビなどで)東京五輪と流れると“おっ”と反応したりしている。まだ(現役を続けたい)意思があるということ」とも話した。

 【吉田沙保里の去就に関する主なコメント】

 ▼16年8月23日 リオデジャネイロの空港で「もう悔いはない。全て出し切った」と引退を示唆。

 ▼同24日 メダリスト会見の場で「また新たな道を決めて頑張りたい」。

 ▼9月2日 テレビ番組の収録現場で「出られれば出たいです。東京ですから」と現役続行に前向きな姿勢。

 ▼17年6月16日 ヨネックススポーツ振興財団の表彰式に出席。現役復帰時期について「いつか決断の日が来る」と話した。

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