熱田神宮奉納土俵入り 4横綱に過去最多8000人

[ 2017年7月1日 16:45 ]

 大相撲名古屋場所(9日初日・愛知県体育館)前恒例の奉納土俵入りが1日、名古屋市熱田区の熱田神宮で行われ、同場所開催が60年目となる今回は過去最多の約8千人もの観衆が詰め掛けた。昨年は約5千人。

 同神宮で4横綱による土俵入りは1999年の曙、武蔵丸、3代目若乃花、貴乃花以来18年ぶり。初場所後に昇進したただ一人の日本人横綱稀勢の里関は太刀持ちに輝関、露払いに松鳳山関を従え、力強い雲竜型を披露して大きな声援を浴びた。左上腕などに不安を抱えており「たくさんの人に来ていただき、ありがたい。いいきっかけになってくれればいい」と述べた。

 通算最多勝利1047勝に残り11と迫る横綱白鵬関は不知火型の土俵入りを行い「いい天気だ。(観衆が)多かった。熱気を感じたね」と笑顔だった。土俵入り前に4横綱は新大関の高安関ら3大関、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)らとともに参拝した。

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2017年7月1日のニュース