青木氏 松山に称賛と期待「ゴルフが今まで以上に大きくなった」

[ 2017年6月19日 19:11 ]

 18日まで米ウィスコンシン州で行われたゴルフのメジャー、全米オープン選手権で2位となった松山英樹選手(25)の健闘に、実績豊富なベテランたちから称賛の声が上がった。1980年の全米オープンで2位となった青木功氏(74)はテレビ解説者として現地で見守り、握手して健闘をねぎらった。ボギー直後の16番でバーディーを奪ったことに「ゴルフが今まで以上に大きくなった」と感心していた。

 37年前は「帝王」と呼ばれたジャック・ニクラウス氏(米国)と熱戦を演じ2位となった。今大会中も地元ファンから「アオキ」と声を掛けられ「俺も(快挙を)やったんだなという気がする」と感慨深げ。同様に声援を受ける後輩に「松山が(志を)継いでいってくれれば」と目を細めた。

 1982年の全英オープン選手権で4位となった日本プロ協会の倉本昌弘会長(61)は千葉県のゴルフ場で「すごい。勝てなかったが2位、3位にいることが次の扉を開くチャンス。すごく楽しみだ」と話した。

 イベントのため来日中でメジャー通算8勝のトム・ワトソン選手(67)=米国=は「素晴らしいパット。強いボールを打ち、飛距離もある。だからフルツールボックスと名付けたい。メジャーで勝つための全てがそろっているということだ」と絶賛した。

 米ツアー3勝の丸山茂樹選手(47)は「2日目や最終日のようなゴルフを継続すること」とメジャー制覇の条件を挙げ「松山にできないことはない」と期待した。

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2017年6月19日のニュース