川内 チェコから帰国、難コースで収穫「ロンドン大したことない」

[ 2017年5月10日 05:30 ]

プラハから帰国した川内優輝
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 陸上の世界選手権(8月、ロンドン)男子マラソン代表、川内優輝(30=埼玉県庁)が遠征先のチェコから成田空港に帰国した。

 7日のプラハ・マラソンに出場し、2時間10分13秒で6位。自己ベストからは約2分遅れたが、石畳で転倒した32キロまでは先頭集団で走り「世界選手権に向けてかなりいいレース展開ができた」と納得の表情だ。「全体の4分の1が石畳で、路面電車の軌道がくせ者で…。急カーブも多かった」と難コースだったことを明かした上で「今回のコースを経験していれば(本番の)ロンドンのコースは大したことない」と豪語。今後は14日の仙台国際ハーフに出場し、6月と7月にも海外フルマラソンで調整。日本が誇る“公務員ランナー”は「これから(午後)9時15分まで仕事」と言い残し、足早に空港を後にした。

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2017年5月10日のニュース