ジョセフHC 対戦相手に敬意と警戒心「タフな試合になる」

[ 2017年5月11日 01:40 ]

 2019年のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の1次リーグ組み合わせ抽選会が10日、京都市の京都迎賓館で行われ、9大会連続9回目の出場となる世界ランキング11位の日本は、同4位のアイルランド、同5位のスコットランド、欧州予選1位、欧州予選2位とオセアニア予選3位のプレーオフ勝者と同じA組に入った。

 組み合わせ結果について日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは「どの組も強い。ニュートラルに見ていきたい」と冷静に語った。A組は全4組で唯一、過去の大会の優勝国、準優勝国、前回15年大会の4強が一つも入っていない。その意味では比較的楽な組み合わせになったと言えるが、「スコットランドは去年対戦(2戦2敗)し、非常に厳しい試合だった。アイルランドは非常に質の高いチームになった。W杯ではタフな試合になると思う」と対戦相手に敬意と警戒心を示した。

 選手の受け止め方もさまざまで、抽選会に出席したフッカーの堀江翔太は、15年大会で唯一敗れたスコットランドと同組になったことに対して「僕自身は過去のことと思っている」とコメント。一方、15年大会でスコットランド戦が唯一の出場となったWTB福岡堅樹は「スコットランドは前回大会で負けた唯一の相手。その雪辱を果たしたい」とリベンジに闘志を燃やした。

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2017年5月10日のニュース