キャバリアーズ、連勝も終盤にヒヤリ 攻守両面で課題

[ 2017年4月18日 14:08 ]

(速報)37得点をマークしたキャバリアーズのアービング
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 NBAプレーオフ東地区1回戦は17日にクリーブランドでキャバリアーズ対ペイサーズの第2戦を行い、2位キャバリアーズが117―111(前半63―58)で7位ペイサーズを下して連勝。プレーオフでの1回戦では通算10連勝(ホームでは13連勝)を飾った。しかし初戦に続いて第4Qに追い上げられるなど苦戦。2万人の地元ファンをヒヤリとさせる内容だった。

 カイリー・アービング(25歳)がチーム最多の37得点、ケビン・ラブ(28歳)が27得点と11リバウンド、レブロン・ジェームズ(32歳)は25得点、10リバウンド、7アシストをマーク。第3Q終了時点で18点をリードして楽に逃げ切れる展開かと思われた。しかし残り19秒、ポール・ジョージ(26歳)に3点シュートを決められて113―109と4点差。109―108で勝った初戦の第4Qは17―24だったが、第2戦でも21―33とリズムを失っており、今季終盤に目立つようになった土壇場でのもろさは解消していなかった。勝ったものの速攻からの得点は2点しかなく、ターンオーバーは相手より5回多い19回。スティール数でも6対14と劣勢で、攻守両面で課題を残す試合となった。

 それでも2戦2勝で始まったプレーオフでは過去12シリーズすべてに勝利を収めており“突破率”は100%。データ的には背中を押される結果となった。

 ペイサーズはジョージが4本の3点シュートなどで32得点をマーク。最後まで粘ったもののあと一歩およばなかった。0勝2敗で始まったプレーオフは過去9シリーズすべて敗退。20日と23日は地元インディアナポリスでのゲームとなるが、ここで反撃への糸口を見つけたいところだ。

<19日のテレビ放送>

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