故斉藤仁氏の次男立がV「父さんに恩返ししたい」

[ 2017年4月9日 20:28 ]

全日本カデ柔道体重別選手権の男子90キロ超級で優勝した斉藤立(左)
Photo By 共同

 2015年に54歳で死去した柔道五輪金メダリストの斉藤仁氏の次男立(15)が9日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで、父と同じ国士舘高(東京)進学後初めて臨んだ大会で男子90キロ超級を制した。187センチ、155キロの大器は「いいスタートが切れた。五輪や世界で活躍できる選手になって、父さんやたくさんの人に恩返ししたい」と力強く話した。

 将来有望な選手らで争う全日本カデ体重別選手権に出場。大阪・上宮中時代に全国中学校体育大会を制した実績を持つ斉藤は危なげなく勝ち上がり、決勝では1学年上の千野根有我(神奈川・桐蔭学園)に横四方固めで一本勝ちした。

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2017年4月9日のニュース