本田真凜が公式練習 SP首位のザギトワと決戦前に“見えない火花”

[ 2017年3月18日 11:52 ]

フィギュアスケートの本田真凜
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 頂点を争う2人が見えない火花を散らした。フィギュアスケート世界ジュニア選手権の女子フリーを前に18日午前、ショートプログラム(SP)2位で日本人初の連覇を狙う本田真凜(15=関大中)、同首位のアリーナ・ザギトワ(14=ロシア)らが本番会場で公式練習に参加した。

 本田は滑り始めてから数分で一度リンクの外に出て、右のスケート靴を履き直して再び氷の上へ。フリー曲「ロミオとジュリエット」を流しての滑走ではフリップ-トーループの連続3回転が2回転フリップになるミスがあった。

 ザギトワは「ドン・キホーテ」に乗り、演技後半に全てのジャンプを組み込んだ高難度プログラムをチェック。試合では跳ばないルッツ―ループ―ループの3連続3回転は最後のループの回転が抜けたが、他はミスのない演技を披露した。

 70・58点のザギトワと68・35点の本田は2・23点の僅差。67・78点で3位の坂本花織(16=神戸FSC)、62・96点で5位の白岩優奈(15=関大KFSC)が追う。フリーは白岩は日本時間20時4分、本田が20時20分、ザギトワが20時27分、最終滑走の坂本が20時35分から演技する。

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2017年3月18日のニュース