柔道新ルール 4月の選抜体重別から導入 強化副委員長が見通し

[ 2017年1月9日 16:39 ]

 全日本柔道連盟の山田利彦強化副委員長は9日、国際連盟(IJF)が昨年12月に発表した新ルールについて国内では4月の全日本選抜体重別選手権から導入する見通しを明らかにした。「有効」の廃止、5分だった男子の試合時間の1分短縮などが主な変更点。

 大会は今夏の世界選手権(ブダペスト)の代表選考会を兼ねており、山田副委員長は「世界選手権も新ルールになる。そちらでやらないといけない」と語った。海外では今月にチュニジアで開催される国際大会から適用されるという。

 山田副委員長はこの日、IJFがアゼルバイジャンで開催した新ルールに関する講習会から成田空港に帰国。男子の井上康生監督、女子の増地克之監督も参加した。増地監督は「ある程度は理解していたが、もう少し対策を立てないといけない」と感想を述べた。

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2017年1月9日のニュース