JX―ENEOS V4達成 優勝回数は最多21に

[ 2017年1月9日 05:30 ]

全日本総合選手権第7日女子決勝   JX―ENEOS91―67富士通 ( 2017年1月8日    東京・国立代々木競技場 )

JX―ENEOS―富士通 第1クオーター、シュートを放つJX―ENEOS・渡嘉敷
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 女子決勝はJX―ENEOSが富士通に91―67で快勝して4連覇を達成、最多の優勝回数を21とした。JXは3点リードの第2クオーターに渡嘉敷、宮沢らを中心に得点を重ねて43―25とリードし、後半も高さを生かした攻撃で圧倒した。男子は準決勝でBリーグ勢が対戦し、3大会ぶりの優勝を狙う川崎と初制覇を目指す千葉が9日の決勝に進んだ。

 JX―ENEOSが富士通の挑戦を退けて4連覇を果たした。32得点、18リバウンドで通算21度目の栄冠をたぐり寄せ、ベスト5にも選ばれたエースの渡嘉敷は「個人的には満足していないが、優勝に貢献できてよかった」と喜んだ。今季新たにホーバス監督が就任。練習から一切の妥協を許さず、連係で少しでもミスが出ればプレーを止めて動きを徹底させる。それに応える選手たちに、指揮官は「毎日、毎試合頑張っている」と目を細める。どこまでも貪欲な常勝チームが、今大会も頂点に立った。

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2017年1月9日のニュース