4年ぶり再十両の竜電 白星スタート「緊張した」、宇良は黒星発進

[ 2016年11月13日 16:01 ]

大相撲九州場所初日 ( 2016年11月13日    福岡国際センター )

 十両では2012年九州場所以来の再十両、竜電(高田川部屋)が佐田の富士を寄り切り、白星スタートを決めた。

 どん底からの復活だ。4年前に新十両で迎えた九州場所中に右股関節をけがし、そこからは稽古もままならなかった。一時は西序ノ口17枚目まで番付を落とした。昭和以降、3番目に低い地位からの十両復帰。「ちょっと緊張した。でも、新十両のときよりは落ち着いてとれました。中に入ったので、ゆっくりといった。慌てると振られるんで」と、関取として臨んだ久しぶりの一番を振り返った。

 部屋で眠っていた締め込み、化粧まわしを4年ぶりに身につけて、悲願の十両勝ち越しを目指す。

 先場所中に左手首を骨折し秋巡業を休んだ宇良は、剣翔に寄り切られた。調整については「なんとも言えないです」と淡々と話した。小柳と大翔鵬の新十両対決は小柳に軍配があがった。

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2016年11月13日のニュース