白井 練習で新技成功「後方伸身宙返り4回半ひねり」

[ 2016年10月13日 05:30 ]

表彰式であいさつする、リオ五輪体操男子団体金メダリストの白井健三選手
Photo By 共同

 “ひねり王子”の進化が止まらない。リオデジャネイロ五輪の体操男子団体総合金メダリスト・白井健三(20=日体大)が得意の床運動の練習で新技に成功したことが12日、分かった。

 「シライ/ニュエン(後方伸身宙返り4回ひねり)」を超える「後方伸身宙返り4回半ひねり」を練習で決め、自身のツイッターにも動画をアップ。次戦の全日本団体選手権(11月13日、東京)など当面は試合で実施せず、跳馬の「シライ2(伸身ユルチェンコ3回半ひねり)」の精度を上げるためのトレーニングという。五輪や世界選手権などで決めれば床運動の「シライ4」となるが、「床で4回半ひねりをやれば、跳馬の3回半ひねりにつながると思うので」と説明した。

 この日は都庁で「都民スポーツ大賞」の表彰式に出席。「4年間の頑張りが東京五輪の盛り上がりにつながる。気を引き締め直して頑張りたい」と4年後の夢舞台を見据えていた。

続きを表示

2016年10月13日のニュース