追手風親方 春日山部屋の力士ら預かりを明言「まずは1場所」

[ 2016年10月13日 17:00 ]

 大相撲の追手風親方(元幕内大翔山)は13日、春日山親方(元幕内浜錦)が日本相撲協会から12日に受けた師匠辞任勧告を受諾した場合、消滅となる春日山部屋の力士らを一時的に預かることを明言した。春日山親方は勧告の受諾を19日に協会へ伝える意向。

 追手風親方は12日に鏡山危機管理部長(元関脇多賀竜)から預かりを打診され、引き受けると返答した。「協会から信用されていると前向きに考えた。あくまで春日山部屋再生のためで、まずは1場所と考えている」と話し、11月の九州場所後にも新師匠によって春日山部屋が再興されることを望んだ。

 春日山親方は13日、川崎市の部屋で朝稽古を指導。「弟子たちが一番不安。いい方向に向くようにしたい」と述べた。

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2016年10月13日のニュース