16歳・平野美宇、卓球女子W杯で日本人初&最年少V「優勝したぜーーー」

[ 2016年10月10日 10:13 ]

女子W杯シングルス ( 2016年10月9日    米国・フィラデルフィア )

W杯で日本人初、大会最年少優勝を果たした平野美宇
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 卓球の女子W杯が9日、米国のフィラデルフィアで行われ、シングルス決勝で16歳の平野美宇(エリートアカデミー)が世界ランキング8位のチェン・イーチン(台湾)を4―0で下し、日本選手として初優勝を果たした。大会公式サイトによると平野は大会最年少優勝。

 準々決勝では伊藤美誠(15=スターツ)との高校1年生対決に4―1で勝利。最新の世界ランキングはリオ五輪団体銅メダルの伊藤が11位で平野が17位だった。平野はリオ五輪にはサポートメンバーとして参加していた。

 試合後、平野はツイッターで「優勝したぜーーー」と報告。伊藤も「ワールドカップ優勝おめでとう 強すぎ 強いの一言しか出ません  ほんとおめでとう」と祝福を送った。

 W杯は年に1回開催され、五輪、世界選手権と並ぶトップレベルの大会。女子シングルスはこれまで中国選手しか優勝したことがなかった。日本選手では石川佳純が2015年に2位、14年に3位、福原愛が05年に3位に入るなどしている。

 ▼平野美宇の話 優勝することができてとてもうれしい。東京五輪では金メダルを目指して頑張りたい。(伊藤は)最高の友達であり、最高のライバルです。

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