史上最強短距離陣 400Mリレー2大会ぶりメダルへ「いい感じ」

[ 2016年8月5日 05:30 ]

練習する陸上男子代表のケンブリッジ(手前左)、桐生(同右)ら

 日本の陸上五輪史上、「最強」とうたわれる男子短距離陣が、400メートルリレーでの2大会ぶりのメダル獲得へ調整している。3日、米ニュージャージー州プリンストンで合宿を報道陣に公開し、100メートルで10秒01の記録を持つ桐生祥秀(東洋大)は「練習でもいいタイムが出ている。いい感じ」と手応えを語った。

 桐生、山県亮太(セイコーホールディングス)やケンブリッジ飛鳥(ドーム)には9秒台を狙える力がある。飯塚翔太(ミズノ)ら個人では200メートルに出場する3選手を含めて走力が高い選手がそろった。

 山県は「誰が出てもどの区間を走ってもいい結果になる」と自信を示し、飯塚は「メンバー全員がメダルを獲るという目標を共有できている」と結束力をアピールした。7月の山梨での合宿では、電気よりもタイムが速くなる手動計時ながら、38秒03の日本記録を上回る37秒台が出たこともあったという。

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2016年8月5日のニュース