千代鳳、黒浴衣で師匠に奮起誓う「できる限りのことやりたい」

[ 2016年8月5日 05:30 ]

千代鳳は九重部屋の今年の反物で作った浴衣を着て次の巡業地に向かった

大相撲夏巡業

 大相撲の夏巡業が東京都立川市で行われ、師匠の九重親方(元横綱・千代の富士)が亡くなったため離脱していた九重部屋の関取らが合流した。

 幕内・千代鳳らは巡業の移動の際、九重親方が今年準備した反物を使い7月に出来上がった黒の浴衣を着用。「九重」の文字に加え、6人の関取のしこ名と綱が記されており、亡き師匠の期待が込められている。

 千代鳳は右ふくらはぎと右肩を痛めており朝稽古の土俵に上がれない状況だが取組には参加。「大関(新九重親方=元大関・千代大海)、おかみさんから頑張ってこいと言われた。できる限りのことをやりたい」と奮起を誓った。6日の新潟県胎内市での巡業まで参加し、同日夜に部屋で行われる通夜のため再び帰京する。

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2016年8月5日のニュース