マラソン五輪代表男子が意気込み、石川「世界と戦いたい」

[ 2016年7月27日 18:10 ]

北海道釧路市役所前でポーズをとる、リオ五輪男子マラソン代表の(左から)佐々木悟、北島寿典、石川末広

 リオデジャネイロ五輪に向け、北海道釧路市で合宿中の陸上男子マラソン代表、佐々木悟(旭化成)北島寿典(安川電機)石川末広(ホンダ)の3人が27日、市内のホテルで記者会見し、石川は「ただ参加するだけでなく、世界と戦いたい」と意気込みを語った。

 3人は朝日が昇る力強さを表した派手な蛍光色「サンライズレッド」のウエアで登場。北島は「テレビで見ていたものを自分が着られてうれしい。(本番では)リズムを崩さないようリラックスして挑みたい」と抱負を述べた。佐々木は「特に故障なく問題はない。最後の仕上げをし、一番いいパフォーマンスでリオに行きたい」と話した。

 宗猛男子長距離・マラソン部長によると、マラソン男子代表がそろって直前合宿するのは初めての試み。北海道の冷涼な環境での練習を通して体調を管理するという。

 石川は「とてもいい環境で、いい練習ができている」と手応えを感じている様子。2月に娘が生まれたばかりの北島は「こんなに寒いと思わず、着るものに困っています。子どもに会いたい」と笑いを取るのも忘れなかった。

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2016年7月27日のニュース