平野早矢香コーチ“お団子ペア”愛&美誠の活躍に太鼓判

[ 2016年7月27日 06:00 ]

代表合宿で仲良く練習する福原愛(左)と伊藤美誠

 12年ロンドン五輪の卓球女子団体銀メダリストで、4月に引退した平野早矢香さん(31=ミキハウスコーチ)が“お団子ペア”の活躍に太鼓判だ。26日、大阪府八尾市の同社で取材対応。リオデジャネイロ五輪の団体制覇へのカギをダブルスとし、福原愛(27=ANA)と伊藤美誠(15=スターツ)ペアの長所を3つ挙げた。

 (1)世界最速ペア「2人とも前陣でプレーをするので打ち込むテンポが速い。各国を見渡しても、これ以上の速さは思い当たらない」

 (2)右×右「ダブルスは右利きと左利きが組むことが多いけど、愛ちゃんはバックでテンポをつくるタイプなので、右利きの方が特徴を出せる」

 (3)でこぼこ「リスク覚悟の攻めが美誠ちゃん。愛ちゃんが調整役になってリズムを整えればバランスが取れる」

 ダブルスは団体戦の3試合目に組み込まれる。ペアで強いのは中国のほかに、「ドイツ、北朝鮮、韓国、香港」。とはいえ、後ろで一つに束ねたお団子ヘアの福原・伊藤組の実力は既に知れ渡っている。世界最速の攻撃で、連続メダルへの道を開く。 (倉世古 洋平)

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