49ers 元ラグビー選手ヘインの引退を発表 7人制でリオ五輪目指す

[ 2016年5月16日 14:05 ]

ジャリード・ヘイン (AP)

 プロフットボールのNFL、49ersは15日、RBジャリード・ヘイン(28)の現役引退を発表した。7人制ラグビーのフィジー代表に参加し、今夏のリオ五輪へ出場するためだという。

 豪州人のへインは同国内のラグビーリーグでMVPを2度獲得したスター選手。父もフィジー元代表のラグビー選手だった。昨年3月に49ersと年俸158万ドル(約1億7200万円)で契約。身長1メートル88、体重103キロと恵まれた体格に40ヤード走は4秒53と優れた身体能力も兼ね備え、活躍が期待された。

 しかし、フットボールではラグビーのようにはいかず、シーズン途中に戦力外を経験。直後に再契約を結んだが、最後まで目立った働きができなかった。成績はRBとして52ヤードを走り、パスキャッチでは27ヤードを獲得。タッチダウンはなく、パントリターンでは76ヤードに留まった。

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