リオ五輪選考 競泳日本選手権 ライバル対決はタイムも注目

[ 2016年4月3日 17:42 ]

 リオデジャネイロ五輪の代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権は4~10日、東京辰巳国際水泳場で行われる。大会初日の4日は4種目の決勝が実施され、男子400メートル個人メドレーには、既に昨年の世界選手権を制して五輪出場が内定している瀬戸大也(JSS毛呂山)、日本記録(4分7秒61)保持者の萩野公介(東洋大)が出場する。五輪本大会で金メダルが期待される種目だけに、ライバル対決はタイムも注目される。

 男子平泳ぎ100メートルは予選、準決勝が行われ、5大会連続出場を狙う北島康介(日本コカ・コーラ)が登場。平泳ぎのエースとなった小関也朱篤(ミキハウス)、実力者の立石諒(ミキハウス)らとの争いとなる。

 女子100メートルバタフライの予選、準決勝には、昨年10月に57秒56の日本新記録をマークした15歳の池江璃花子(ルネサンス亀戸)が登場。初の五輪出場に向けて、どこまでタイムを伸ばしてくるか楽しみだ。

 他には女子400メートル個人メドレー、男女の400メートル自由形の決勝も行われる。

 ▽競泳の五輪代表選考 個人種目は日本選手権の決勝で、日本水連が定める派遣標準記録を突破して2位以内に入れば代表に決まる。男子400メートル個人メドレーは瀬戸大也(JSS毛呂山)、女子200メートル平泳ぎは渡部香生子(JSS立石ダイワ)、同200メートルバタフライは星奈津美(ミズノ)が昨年の世界選手権を制して既に代表に決まっており、それぞれ残り1枠。100メートル、200メートル自由形の4位まで、100メートル種目の1位はリレー代表の道もある。

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2016年4月3日のニュース