フェルナンデス連覇　右かかと痛も歴代２位圧巻逆転Ｖ　美姫も大喜び

演技終了後、充実の表情を見せるフェルナンデス

フィギュアスケート世界選手権第３日

（4月1日 米マサチューセッツ州ボストン）
　フェルナンデスが奇跡の演技で連覇を達成した。

　右かかとを痛めていたが、４回転ジャンプを３度成功。演技点の振り付けと音楽の解釈では、１０点満点という圧巻のパフォーマンスで、合計は世界歴代２位の３１４・９３点。「この演技が今季最後だと思って臨んだ。（連覇できて）良かった」。元世界女王の安藤美姫と交際中の２４歳は、カナダで羽生と同じオーサー・コーチに師事。２人のライバル関係は１８年平昌五輪まで続く。