サンウルブズ 猛攻実らず5連敗…キングズは初勝利

[ 2016年4月3日 01:56 ]

キングズ戦でタックルを受けるサンウルブズの稲垣(中央)

 南半球の強豪が集うスーパーラグビー第6節第2日は2日、各地で行われ、日本チームのサンウルブズは南アフリカのポートエリザベスでキングズ(南アフリカ)と対戦し、28―33で敗れ開幕から5連敗となった。キングズは初勝利。

 試合開始2分にいきなりトライを決められる展開。前半9分にPGで3点を返したが、同17分に再びトライを許し3―15と大きくリードされた。しかし、同22分にはフッカー堀江主将が、25分にはSOトゥシ・ピシがトライを決め追いついた。その後、追加点を許したが粘り、ロックのティム・ボンドが左サイドに飛び込んでトライを決め、20―23として前半を終えた。

 後半14分にはトゥシ・ピシがPGを決め追いついた。同19分にPGを許し再び3点差。そこからサンウルブズはトライを狙って激しい攻めを見せるが、なかなかゴールラインを割れず。逆に後半38分にトライ(コンバージョン成功)を決められてしまう。直後に山田がトライを決め手5点差に戻すが、そこまでだった。

 チーフス(ニュージーランド)に所属するナンバー8のリーチはブランビーズ(オーストラリア)戦にフル出場し、48―23の快勝に貢献。チームメートのプロップ山下はメンバー外だった。

 ▼堀江 なかなか勝てないですね。また試合はするので、次の試合に向けて頑張りたいと思います。(PGを狙える場面もあったが)僕らが攻められると判断したので、それは悔いはないです。

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