手術明け照ノ富士 カド番の春場所は「もちろん出る」

[ 2016年2月3日 05:30 ]

健康診断で身長を測る照ノ富士

 大相撲初場所で右鎖骨骨折と左膝負傷で途中休場した大関・照ノ富士が2日、両国国技館で健康診断に出席し、カド番となる春場所(3月13日初日、エディオンアリーナ大阪)について「もちろん出る」と明言した。

 握力は右76キロ左82キロを計測。昨年の右87キロ左89キロと比べ「落ちてますね。何も(稽古)してないから」とぼやいた。それでも初場所中に内視鏡手術を受けた左膝半月板について医師に「回復が早すぎる」と言われ、右鎖骨も経過良好。来週から四股を踏み、3月に入ってから実戦稽古も行う。

 琴奨菊が優勝した初場所中は入院。「考える時間があった。今までやってきたことを改善しないと。ケガをしないことが一番大事」と課題を挙げ「1週間も休んだことがなかったし、結構楽だった。相撲を見るのは楽しい。10年ぶりの(日本出身力士)優勝で盛り上がって良かった」と心もリフレッシュした様子だった。

続きを表示

2016年2月3日のニュース