青野 4回転の大技成功 2年ぶりW杯優勝!

[ 2016年1月26日 05:30 ]

スノーボードW杯の男子ハーフパイプで2年ぶりに優勝した青野令

 スノーボードW杯は米カリフォルニア州マンモスマウンテンで24日にハーフパイプ(HP)の決勝が行われ、男子で青野令(日体大)が91・20点をマークして優勝した。14年1月以来のW杯通算11勝目。安藤南位登(尾瀬ク)は58・80点で16位。女子では松本遥奈(クルーズ)が76・60点で4位。ケリー・クラーク(米国)が優勝した。天候不良のため23日に予定されていた予選は中止となり、決勝のみが実施された。

 青野は最後に4回転の大技を成功させ、右手を突き上げた。「自分のスノーボード人生でベストランだった」と自画自賛する滑りで2年ぶりに優勝した。前日に降った雪の影響でスピードが出ず、他の選手がスコアを伸ばせない中、昨年から練習を重ねた4回転の「フロント1440」をバランスを崩しながらも決めた。14年11月、脱臼を繰り返す左肩を手術。昨年はリハビリと練習に多くの時間を割いた。「今年から再スタートと思ったところで優勝できてうれしい」と喜んだ。

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2016年1月26日のニュース