ウォリアーズ3連勝、グリーンが史上15人目3戦連続トリプルダブル

[ 2016年1月5日 17:45 ]

3試合連続でトリプルダブルを達成したウォリアーズのグリーン(AP)

 NBAは4日に各地で10試合を行い、ウォリアーズは地元オークランドでホーネッツを111―101(前半62―54)で下し、3連勝で32勝2敗。ホームでは今季17戦全勝で昨季から通算35連勝を飾った。

 ステファン・カリー(27)とクレイ・トンプソン(25)はそれぞれ30得点をマーク。ドレイモンド・グリーン(25)は13得点15リバウンド10アシストを稼ぎ、史上15人目となる3試合連続のトリプルダブルを達成した。ウォリアーズとしては59年シーズンのトム・ゴーラ以来、56シーズンぶり2人目の快挙。今季のグリーンのトリプルダブルはこれが7回目となった。

 敗れたホーネッツは17勝17敗。ケンバ・ウォーカー(25)が22得点を挙げたものの、昨年11月18日(6勝6敗)以来の勝率5割となった。

 ヒートは地元マイアミで延長の末にペイサーズに103―100(前半44―47、延長8―5)で競り勝って3連勝で21勝13敗。東地区サウスイーストでホークス(21勝14敗)をかわして単独首位に立った。

 ヒートは第3Q途中で一時18点を追う展開(52―70)となったがここから猛追。第4Q終了直前にこの日27得点のドウェイン・ウェイド(33)がカットインから左手でレイアップを決めてホーネッツを延長に引きずり込み、102―100で迎えた延長の残り5秒には新人のジャスティス・ウィンズロー(19)がフリースローの2本目を外したものの、31得点11リバウンドを稼いだクリス・ボッシュ(31)がオフェンスのリバウンドをキープして勝負を決めた。この試合では今季12・5得点、11・3リバウンドを記録していたセンターのハッサン・ホワイトサイド(26)が膝を痛めて欠場。しかしウェイドとボッシュの両ベテランが踏ん張って勝利に貢献した。

 ペイサーズは19勝15敗。ポール・ジョージ(25)が32得点をマークしたものの、ここ4戦で3敗目を喫した。

 スパーズは敵地ミルウォーキーでバックスを123―98(前半60―49)で退け、5連勝で30勝6敗。20点差以上の勝利は今季12回目(平均得失点差はリーグ1位の+13・9)となった。

 バックスは14勝22敗。13年シーズンに76ersで新人王に輝いたガードのマイケル・カーターウィリアムス(24)が16得点をマークし、先発5人が2ケタ得点を記録したものの勝機は築けなかった。

 東地区セントラル首位のキャバリアーズは地元クリーブランドで同アトランティック首位のラプターズを122―100(前半58―56)で退け、4連勝で23勝9敗。ホームでは今季15勝1敗と依然として強さを発揮している。この試合ではJ・R・スミス(30)が3点シュートを8本決めて24得点。復帰6戦目となったカイリー・アービング(23)の出場時間(29分)、得点(25)、アシスト(8)、リバウンド(6)はすべて今季の自己最多となった。レブロン・ジェームズ(31)は31分出場して20得点7アシスト。チームの3点シュート成功率は51・5%(33本中17本成功)に達した。

 ラプターズは連敗で21勝15敗。アトランティック2位のセルティクスが勝ったため、ゲーム差は1に縮まった。

 <その他の結果>76ers(4勝33敗)109―99ティンバーウルブス(12勝23敗)、セルティクス(19勝15敗)103―94ネッツ(10勝24敗)、ピストンズ(19勝16敗)115―89マジック(19勝16敗)、キングス(14勝20敗)116―104サンダー(24勝11敗)、ロケッツ(17勝19敗)93―91ジャズ(15勝18敗)、グリズリーズ(19勝17敗)91―78トレイルブレイザーズ(15勝22敗)

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