深谷・三井“背泳ぎパワー”だ 小4でJr.五輪V

[ 2015年12月31日 05:30 ]

<新潟工・深谷>前半、新潟工・近藤(右)の突進を止める深谷・三井

全国高校ラグビー2回戦 深谷45―14新潟工

(12月30日 大阪・花園ラグビー場)
 埼玉の深谷が目標のベスト8にまた一歩近づいた。シンビンで1人が一時退場と数的不利で迎えた後半13分。ラックからフランカー三井がボールを持ち出してスペースに走り込み、左中間にトライ。快勝に貢献した三井は「相手のFWは強かったが、粘り強い守備ができてよかった」と笑顔だった。

 小学4年だった09年にジュニアオリンピックに出場し、50メートル背泳ぎで優勝した経歴を持つ。自身の長所は豊富な運動量で「水泳をやっていた時の体力が今も生きている」と語る。平均身長が1メートル73とサイズが小さいチームにおいて、三井の1メートル80という高さは魅力の一つでもある。攻守のキーマンである2年生は「目標のベスト8に向けてしっかりと修正して備えたい」と力を込めた。

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2015年12月31日のニュース