IOC 八百長に永久失格も 新規定公表、リオで適用へ

[ 2015年12月18日 08:55 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は17日、スポーツの不正な賭けに絡んだ八百長対策で初めて策定した規定を公表し、最も重い永久失格から最も軽い警告まで処分の範囲を決定した。

 違反の区分は違法な賭けや八百長に絡んだ内部情報の隠蔽、調査への協力拒否など多岐にわたり、全て処分の対象となる。来年のリオデジャネイロ五輪で適用し、各国際競技連盟(IF)や各国・地域オリンピック委員会(NOC)に順守を要請した。バッハ会長は五輪の中長期改革「アジェンダ2020」で八百長対策をドーピング対策と並ぶ実行計画の柱と位置付け「クリーンな選手を守らなければならない。スポーツ界が不正と闘う上で重要なステップだ」と述べた。(共同)

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2015年12月18日のニュース