車いす代表とラグビー界盛り上げる!大野「交流できて良かった」

[ 2015年12月18日 05:30 ]

副賞で贈られた約60キロの近大マグロを持ち上げるラグビー日本代表の(左から)立川、広瀬、大野、堀江

2015毎日スポーツ人賞表彰式

(12月17日 東京ドームホテル)
 ラグビーに吹く追い風をリオ、そして19年ラグビーW杯、20年東京五輪・パラリンピックまで継続させる。グランプリを受賞したラグビー日本代表は堀江副将(パナソニック)、大野、広瀬(ともに東芝)、立川(クボタ)の4人が出席。特別賞の車いすラグビー日本代表の池主将ら3人とは初顔合わせで、大野は「交流できたことは凄く良かった。これを機会にラグビーだけではなく車いす、7人制も(含めて)ラグビー全体が盛り上がればいい」と話した。

 車いすラグビー代表は10、11月に行われたアジア・オセアニア選手権(千葉)で優勝し、リオ出場権を獲得。W杯直後のこの大会はファンやメディアの注目がこれまで以上に集まり、エースの池崎も「知名度が低かったが15人制代表のおかげで僕たちも注目された」と感謝する。選手それぞれと握手した庄子も「体が大きく心も広い、いい方たちでした」と称賛。車いすラグビー体験や観戦をラグビー日本代表に勧めると、堀江も「見にいきたい」と応じた。

 リオで車いすラグビーが金メダルを獲得すれば、19年、20年へさらにラグビー人気が高まる。ブームを文化すべく、垣根を越えてスクラムを組む。

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2015年12月18日のニュース