藤田&福岡、五輪専念!SRの入団オファー断り7人制に集中

[ 2015年12月18日 06:33 ]

7人制日本代表の活動に専念する福岡(左)と藤田

 ラグビー日本代表でW杯に出場したFB藤田慶和(22=早大)とWTB福岡堅樹(23=筑波大)が、来年からスーパーラグビー(SR)に参戦する日本チーム「サンウルブズ」の入団オファーを断り、リオデジャネイロ五輪に出場する7人制日本代表に専念することが17日、分かった。19年W杯日本大会で主力として期待される2人が五輪代表入りとメダル獲得に集中する。

 関係者によれば、2人には早い段階でサンウルブズから入団オファーが届いていた。特に藤田には、複数の海外クラブからもオファーが届いていたという。ただ7人制日本代表は15人制の国内シーズン終了後の来年2月から、8月の本番へ向け合宿を開始。サンウルブズも2月初旬に合宿を開始予定で、SRシーズンが終わるのは7月中旬以降だ。両立は極めて困難で2人はSR参戦の夢を封印し、五輪出場へ向けて決断したとみられる。

 来年3月に大学を卒業する両選手は、4月にはトップリーグのパナソニック入りする。SRデビューは来年以降に先送りし、まずは五輪でのメダル獲得を目指す。

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2015年12月18日のニュース