女子の五輪階級増は歓迎 レスリング協会の福田会長

[ 2013年12月18日 19:08 ]

 レスリング女子で吉田沙保里と伊調馨(ともにALSOK)が4連覇を目指す2016年リオデジャネイロ五輪の実施階級が決まり、日本協会の福田富昭会長は18日、東京都内で記者会見し「女子の2階級増は歓迎。4連覇がかかる吉田と伊調はベストコンディションに持っていけるようにしたい」と階級選びを慎重に進める意向を示した。

 国際連盟が発表した女子の五輪6階級で、3連覇中の55キロ級がなくなった吉田は53キロ級に挑むことを表明し、伊調はこれまでの63キロ級が残った。

 日本協会によると、11月に国際連盟からの階級区分やルールの改正案を提示され、メールで賛否を問われた。福田会長は「(男子の)フリースタイルとグレコローマンスタイルで階級も違う。分かりにくく、普及につながるとは思えない」と日本が反対票を投じたことを明らかにした。男子軽量級の区分が減り「日本にとって不利な変更」とし「決まった以上は強化にまい進する」と受け入れた。

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2013年12月18日のニュース