アカデミー拡大の方針　ＪＯＣ強化育成専門部会

　日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）は１日、東京都内で強化育成専門部会を開き、２０２０年東京五輪の決定を受け、寄宿制で現在３競技のジュニア選手を育成している「エリートアカデミー」を来年４月から拡大する方針を示した。

　射撃、新体操、水泳の飛び込みが追加候補に挙がっている。他の競技にもアカデミーを活用する意思があるか確認する。

　１１日の常務理事会で競技増を検討する予定。部会長の田嶋幸三常務理事は「拡大したいとの要望が強い。予算の問題をクリアして、理事会の機関決定を得たい」と話した。