「思うように点数出ない」チーム日本、完成度低く…4位で決勝へ

[ 2013年7月24日 07:34 ]

チーム・フリールーティン予選 4位で決勝進出を決めた日本のアクロバティックな演技

 水泳の世界選手権第4日は23日、バルセロナで行われ、シンクロナイズドスイミングのチーム・フリールーティン(FR)予選で、日本(足立、箱山、糸山、計盛、三井、中牧、中村、杉山)は91・670点で4位となり、26日の決勝に進んだ。ロシアが97・390点でトップ通過した。

 ロンドン五輪の演技をベースに、5月の日本選手権後にさらに難度を上げた構成に変えたチームFRの日本は選手同士が接触したり、リフトでの失敗があったりと完成度が低かった。主将の足立は「チームとして、まだまだできることがある」と悔しがった。

 前夜のチーム・テクニカルルーティン(TR)では格下だったウクライナに銅メダルをさらわれ、選手は泣きながら帰ったという。この日も3位通過したウクライナに1・430点差をつけられる苦しい戦い。花牟礼コーチは「体の小ささやスピードのなさといった私たちの足りないところがジャッジに大きく見えているのかな」と首をひねった。

 ▼足立夢実の話 すごくいい演技をしようと思って臨んだが、まだまだの部分がある。泳いでいて選手同士が接触したりすることが多かった。この大会は思うように点数が出ない。(共同)

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