シンクロTR決勝 日本4位で終戦は“期待外れ”

[ 2013年7月24日 06:00 ]

水泳 世界選手権第3日

(7月22日 バルセロナ)
 22日、ロンドン五輪銀メダルの中国が欠場したシンクロナイズドスイミングのチーム・テクニカルルーティン(TR)決勝で、日本(足立、荒井、箱山、乾、糸山、三井、中牧、中村)は92・200点で4位に終わった。ロシアが96・600点で優勝し、2位はスペインだった。3位のウクライナはシンクロナイズドスイミングで五輪、世界選手権を通じて初のメダルを獲得した。

 日本はロンドン五輪銀メダルの中国が欠場したチームTR決勝で表彰台に届かなかった。格下だったはずのウクライナに1・100点差の4位に、選手たちは落胆の表情を浮かべた。テンポの速い音楽に合わせ、8人は懸命に泳いだ。しかし隊列の乱れが目につき、得点は伸びなかった。

 選手が入れ替わる五輪翌年は各国の序列が覆りやすいとされる。日本水連の本間シンクロ委員長は「2位でも5位になってもおかしくない」と、圧倒的に強いロシア以外とは勝負ができると踏んでいたが、期待に反してここまでの結果は散々だ。

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2013年7月24日のニュース