東レが2連勝 堺、パナが1勝1敗 サントリーは連敗

[ 2013年3月30日 19:16 ]

<サントリー・パナソニック>サントリー・ウォレスのスパイクをブロックするパナソニック・松田(左)ら

 バレーボール男子のプレミアリーグ決勝ラウンド第2日は30日、愛知県の豊田市総合体育館で行われ、東レ(レギュラーシーズン4位)が3―2で堺(同3位)に競り勝ち、2連勝。2連覇を狙うパナソニック(同2位)はサントリーに3―1で快勝し、堺とともに1勝1敗。サントリーは2連敗で上位2チームによる決勝進出が厳しくなった。

 東レは粘り強い守備と的を絞らせない攻撃が効いて1―2からの第4セットを27―25、第5セットも15―9で制した。第1セットを25―23で先取したパナソニックは第2セットで追い付かれたが第3、第4セットを連取した。福沢らを中心とした攻めが安定し、ブロックもよく決まった。

 黒星発進のパナソニックは日本代表アタッカー福沢らがブロックの間を抜く効果的なアタックで点を重ね、貴重な1勝を手にした。殊勲の背番号15は「ミスをいかに少なくするかを意識し、いい結果につながった」と納得顔で話した。

 チームはサーブレシーブ成功率も70・1%と高く、リズムのよい攻撃につなげた。川村主将は「後がない状況で自分たちのいいところを出せた」とうなずいた。

続きを表示

2013年3月30日のニュース