石川遼 ショット不安定…出遅れ13打差133位

[ 2013年3月30日 06:00 ]

第1ラウンド、3番でティーショットを放つ石川遼

USPGAツアーシェル・ヒューストン・オープン第1日

(3月28日 米テキサス州ハンブル・レッドストーンゴルフクラブ=7457ヤード、パー72)
 マスターズ(4月11日開幕)前の、最後の大会となった石川遼(21=フリー)は2バーディー、3ボギー、2ダブルボギーで77と乱れ、首位と13打差の133位と大きく出遅れた。インスタートの石川は18番と5番でティーショットを池に入れてともにダブルボギーとするなどショットが不安定だった。64で回ったD・A・ポインツ(米国)が首位スタートを切った。

 またも予選突破が厳しい状況に追い込まれた。石川は最初の4ホールで2バーディーを奪いながら、その後ティーショットが不安定になり最後まで調子を取り戻せなかった。今季8戦で、初日では最悪の77を叩き「ショットが悪かったので全然ゴルフにならなかった」と肩を落とした。

 風が吹き出した午後スタート。インから出た石川は18番のティーショットを池に入れ、5番でも1Wを大きく左に曲げて池に入れた。続く6番もティーショットを茂みに入れるなどゴルフを組み立てることができなかった。

 「きょうはパットが入る、入らないの問題ではなかった。予選を通れるように何とか頑張りたいと思う」と言い、痛む腰をさすった。シーズン序盤の大きな目標としているマスターズを目前に控え、技術、コンディションの両面で不安の残る結果となった。

続きを表示

2013年3月30日のニュース